老若男女100人の作品展示
「第四回書道合同作品展」
440人の来場者でにぎわう
投稿日時:2022年05月17日(火)
中総合会館4階ホールで7日8日、「第四回書道合同作品展」が開かれ、訪れた老若男女約440人の来場者らは、書作品を通じた交流を楽しんだ。
北吸支部・岡安習字教室・臨池会・書泉会・あけぼの会・書趣の会・舞泉会による合同作品展で、市内では市展を上回る規模となる。
開催は2年に一度で前回は一昨年の秋だった。コロナ禍にある今回もまた、安心して来てもらえるよう検温や消毒といった感染対策を徹底して臨んだ。
今回は小学3年生から88歳まで約100人の漢字・かな・くらしの書・調和体・篆書の作品を展示。様々な教室の幅広い世代が一堂に集まる場とあって訪れた愛好家らは、興味深そうにそれぞれの書作品に見入っていた。
「大きな声を出すこともなく、自分と向き合うひと時を過ごすことが出来る書道。そうした意味では、ウィズコロナに適した趣味と言えるのでは」と布川弘さんは「生徒も先生方も、この日に向かって作品作りをする。見に来ていただいたお客さんも興味を持って見て下さり、とてもうれしい」とし「書道は必要な道具も少なく手軽に始められる。作品展を通じて入門される方がいればいいなと思う」と話した。
講師を務めた二人のうち山﨑映泉さんは、「皆さんが日ごろの勉強の成果を発揮できてうれしい。来場いただいた方々が励みになる言葉をかけて下さっていて、そうした姿を見ることが出来るのも喜びでした」と笑顔を見せた。
また岡安脩峰さんは「生徒さんに発表の場があると普段の稽古にもより身が入るし刺激になる」としながら「お客様に“感動した”“癒される”などの声をかけていただき、本当に開催してよかったなと心から思う」と会期中を振り返ると「作品展を通して、人と人との交流があり、そうしたこともいいなと改めて感じた」と開催の意義を再確認した様子で話した。
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