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絵手紙サークル「オンリーわん」<br>気の合う仲間と楽しみながら20年

絵手紙サークル「オンリーわん」
気の合う仲間と楽しみながら20年

投稿日時:2023年03月21日(火)

個性が光る作品を前に笑顔を見せるメンバー

 毎月、季節に合わせた絵手紙カレンダーで本紙紙面を彩る絵手紙サークル「オンリーわん」=山下順子代表・73=。元々は、公民館講座で先生に教わりながら始めたという絵手紙。講師不在となった後も、サークルとして仲良くなったメンバーで集まり、20年に迫る息の長い活動を続けている。
 昨秋には西駅交流センターで2日間にわたり、「絵手紙展」を開催。3年ぶりの開催とあって、友人や知人、絵手紙愛好家や観光客など、多くの人が足を運んだ。
 会場入り口には、目を引く大きな赤いポストを設置。展示方法をはじめ「工作は私の担当」と笑顔を見せる山下代表の力作が、作品の個性をより引き立たせ、会場の雰囲気を盛り上げていた。
 現在のメンバーは約10人。作品展に訪れた人との談笑を楽しみながらメンバーらは、「作品作りを通して、お互い良い刺激になっている。良いアイデアがないかアンテナを張りながら、みんなでわいわい、楽しみながらやっています」と笑顔を弾けさせる。
 会場には、これまで手掛けた作品の中からピックアップした「思い出の作品」も展示。懐かしい作品を前に、思い出話にも花が咲く。
 傘やうちわ、立体作品に加えて今回は、外国の切手をテーマにした絵手紙のコーナーも。共通のテーマでありながら、描く人によって題材はじめ、絵のタッチも異なる。個性あふれる作品に「ここ見て!」「すごい」「おもしろい!」と思わずにぎやかで楽し気な声が上がっていた。
 「みんなで集まって話したり考えたりする中で、作品になっていくのがとても楽しい」と上品な笑顔で口にする本合秀子さん(84)は、「たくさんの人に来て見ていただけて嬉しい。これからも楽しみながら続けていきたいです」と話した。
 この日展示されていた作品のいくつかは現在、市内の福祉施設に飾られ、施設内に心安らぐ癒しの花を添えている。

所狭しと並べられた作品の数々
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