細川幽斎田辺城まつり 5月25日、26日 つなげよう!大河ドラマの輪 会津藩奴隊や勝山高の太鼓も【舞鶴】
投稿日時:2013年05月21日(火)
第22回まいづる細川幽斎田辺城まつり(同実行委員会主催)が、5月25日、26日、南田辺の舞鶴公園や西市街地で開かれる。NHK大河ドラマの舞台となっている福島県会津若松市から会津藩奴隊を初めて招き、武者行列に加わるほか、幽斎との関わりを持つ縁で、福井県の勝山高校の生徒たちも勝山太鼓を演奏する。多くの市民が多彩な催しに出演して盛り上げる。
城下町の歴史をもつ舞鶴で、町衆の伝統と文化を楽しんでもらうイベントを通してまちづくりを図ろうと、西地区の住民たちが中心になって、田辺城城門の再建を機に始めた。田辺城を築いた細川幽斎が慶長5(1600)年の関ケ原の戦いの2カ月前、敵1万5000の兵に対し500の兵で城に籠城して戦った史実を軸にまつりを展開する。
今年のテーマ「つなごう大河ドラマの輪 八重の桜からガラシャ・幽斎へ」にちなみ、大河ドラマ「八重の桜」の舞台である会津若松市の会津藩奴隊が初参加する。参勤交代の大名行列で奴衆が毛槍や傘などを振りまわし独特の歩き方をする動きを継承している。
また、幽斎が足利義明将軍と朝倉義景を頼り一時、越前一乗寺に住んでいたことから、若狭越前と交流を深めようと、勝山市の勝山高校日本文化部も出演する。26日午前11時から同公園から、出発する行列に奴隊と勝山高生たちも加わり、市外を練り歩き演技と演奏を披露する。
このほか、古今伝授の芝居や町内太鼓、幽斎歌舞伎、芸屋台展示、会津物産展、野点などがある。
日の前夜祭は、桂林寺で午後5時からみつる幼稚園児による田辺八景の語り、明倫小児童の子供講談、同公園から幽斎花みこしの巡行、八幡通りでよさこい踊りや園児たちが描いた花灯籠400個の設置などを行なう。
西舞鶴駅などシャトルバスを巡回させる。雨天の場合は一部の内容を変更して、西市民プラザで開催する。
【問い合わせ】電話75・0933、舞鶴商工振興会内の実行委員会事務局
写真=練り歩く会津藩奴隊(田辺城まつり実行委員会提供)
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