細川幽斎没後400年、田辺籠城図など公開 市郷土資料館で企画展「近世の幕開け」10月17日まで【舞鶴】
投稿日時:2010年09月21日(火)
田辺城を築城した細川幽斎(藤孝)が1610(慶長15)年に没してから、今年で400年を迎えるのを機に、市郷土資料館で企画展「近世の幕開け」が開かれている。4点の田辺籠城図などを中心に、幽斎の生涯や城下町の成り立ちを紹介している。10月17日まで。 織田信長に仕えていた幽斎は丹後国を平定し、家督を忠興に譲った後に隠居城として田辺城を築き、1600年に徳川方として田辺籠城戦を戦った。その功績で細川家は豊前・豊後に転封となったが、幽斎は京都の自邸で隠居生活を過ごし亡くなった。 田辺籠城図は、城の見取り図に城方の守備と敵方の配置などを書き込んだ絵図。今回は倉谷の大泉寺や個人所蔵などのものが展示された。京都大学大学文書館蔵の絵図には町名も記され、城下町の様子を知ることができる。 このほか、籠城戦で使われた槍、戦いに加わった桂林寺の大渓和尚へ送られた忠興からの感状、古今伝授の松で作られたとされる扁額など約30点が並ぶ。午前9時~午後5時。入場無料。
【問い合わせ】電話75・8836、同館
写真=展示された田辺籠城図
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