第105回全国高校野球選手権大会
投稿日時:2023年07月11日(火)
7月8日から京都大会開幕
甲子園めざす地元4校
第105回全国高等学校野球選手権京都大会が8日、わかさスタジアム京都で開幕する。76校による73チームが出場する今大会は、京都国際高が中心となる展開が予想されるが、府下でも屈指の強豪である福知山成美高を筆頭に、府北部勢はどこまで躍進できるかにも注目が集まる。
本紙では地元の西舞鶴高、東舞鶴高、日星高、舞鶴高専の各チームを紹介する。
西舞鶴高 【総合力で食らいつく戦い】
まずは初戦突破を
府北部有数の古豪も、ここ数年低迷が続く。ベスト8を目標に置く今大会の初戦は12日、わかさスタジアム京都で、桃山高と対戦する。
新チームの対戦成績は、26勝30敗2分で、チーム打率は0.241。平均身長は171・5センチ、平均体重は67・85キロ。
投手陣は、制球力が身上の右腕・仲川がエースナンバーを背負う。緩急を使って打たせて取るピッチングの橋本と2枚看板。攻守のかなめとしてチームをけん引する主将の捕手、黒田を中心に、総合力で食らいつく戦いを展開したい。チーム力を結集してどこまで食らいつけるか。指揮官は、「個人の能力が高いわけではないので、チームで戦う気持ちを作りあげ、大会に挑みたい」とメンバーの奮起を促している。
舞鶴高専 【高い攻撃力で打ち勝つ】
継投の成否がカギ
チーム打率が2割8分9厘と高い。とりわけ上位打線は破壊力があり、下位打線が繋がれば大量得点も。精神面のもろさを指揮官が危惧するが、「やることをしっかりとやれば、勝利への道は開ける」と自信を見せる。
初戦は8日、わかさスタジアム京都で木津高と対戦する。
新チームの対戦成績は、3勝13敗1分。チーム打率は0.289。平均身長は169センチ、平均体重は64キロ。
投手陣は、技巧派右腕の橋本、本格派右腕の安達、右の軟投派の今井の3枚看板を擁する。立ち上がりをスムーズに守り、得意の攻撃につなげたい。
攻撃陣は、主将としてチームを引っ張る前をはじめ、川中、今井、佐々木と3割打者を揃える。攻撃力を爆発させて、まずは初戦突破を狙いたい。
東舞鶴高 【チーム一丸で粘り強く】
必死に振って先制点
テンポよく守り、攻撃に繋げる全員野球が持ち味。秀でた個の力よりもチームワークで粘り強く戦う。大会の目標は、甲子園出場。初戦は14日、あやべ球場で優勝候補の一角となっている乙訓高と対戦する。
新チームの対戦成績は、8勝40敗5分で、チーム打率は0.266。平均身長は169・4センチ、平均体重は60・2キロ。
投手陣は、打たせて取るピッチングが身上の左腕・川村と、サイドスローから力強い球を投げる田村、変則左腕の田中の3枚看板を擁する。
4割を超える打率を誇る田村、高い出塁率の天野を中心にこつこつ繋いで、常に次の塁を狙う貪欲さ、何としても点を取る気迫で勝利を目指す。
強豪校との初戦となったが、テンポ良い守備から攻撃につなげて、流れに乗りたい。
日星高 【粘り強く安定感あるチーム】
総合力で上位進出を
一生懸命、貪欲に得点を狙う粘り強いチームに仕上がった。シード校として参加する今大会は、「一戦必勝 甲子園出場」を目標に掲げる。初戦は13日、あやべ球場で久御山高と対戦する。
新チームの対戦成績は、39勝28敗3分で、チーム打率は0.251。平均身長は171.05センチ、平均体重は67.7キロ。
投手陣は、制球力が持ち味の荒木が中心となり、金谷、清水、田中と個性豊かで層が厚い。主将の橋本が扇の要としてチームを守備から引っ張る。内野手では林、多田の二遊間は安定感がある。外野手は中堅手の杉山が中心となり外野を引っ張る。長打を打てる打者は揃っていないが各打者が自分の役割をこなし、つないで点を取る打線で得点を狙う。出塁率の高い林と打率チームトップの多田、一発の期待がかかる杉山が打線の鍵を握る。
粘り強く戦う姿勢で上位進出を狙いたい。
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