第九演奏会 市民合唱団歌う 高揚感包まれフィナーレ【舞鶴】
投稿日時:2013年12月27日(金)
市合唱連盟創立30周年などを記念し、15年ぶりに企画されたまいづる市民第九演奏会が12月23日、舞鶴市浜の総合文化会館で開かれた。京都市交響楽団の演奏で、306人が迫力ある合唱を響かせ、高揚感に包まれたフィナーレを迎えた。
合唱団に所属する人をはじめ、加佐中と青葉中の合唱部、合唱未経験者ら12歳~85歳の市民が第九合唱団を結成し、5月から32回のドイツ語で歌う練習を積み重ねた。
団員たちは終盤の約30分間に出演。アルトなどのパート別にずらりと整列し、ベートーヴェン交響曲第九番を高らかに歌い上げ、ほぼ満席の1315人の来場者から大きな拍手を受けた。演奏後、市文化事業団代表で団長の江守光起さんが「練習の成果をすべて出し切った演奏で、本当に感激しました」と演奏の成功を祝った。
加佐中合唱部の部長、南瑠星(りゅうせい)君(15)=3年生=は「多くの人に聴いてもらい、最後の大きな拍手を受け、がんばってよかった」と喜んでいた。
写真=京都市交響楽団の演奏で歌った市民たち
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