移住・定住の理解 深める
投稿日時:2018年10月16日(火)
「第11回舞鶴自治会長・区長のつどい」が6日、中総合会館で行われた。舞鶴市の自治会関係者ら約100人が参加し、感謝状の贈呈や、市の抱える人口減少問題について理解を深めた。舞鶴市内の自治会長・区長が一堂に集まり、“市が抱える問題は何か”を探り、情報を共有しようと毎年行っている。近年は人口減少の抑制を大きな課題ととらえ、昨年は綾部市から自治会役員を招き、移住定住などについて学んだ。つどいでは冒頭、5年以上自治会長に在職した人へ感謝状が手渡された。来賓祝辞では多々見良三市長が「定住人口の減少を抑制することは大変重要。減少を抑制する作戦を練りながら、市では移住定住促進課を中心に、あらゆる関係課をまきこんで促進に取組んでいる。いずれにせよ地域の皆さまの元気こそが舞鶴市の元気の源であります」と話した。その後、多々見市長が市の舞鶴の魅力や移住定住促進についてプレゼンテーションした。「ふれあいトーク」では、舞鶴市に移住してきた三宅寿宜さん、清水雅さん、長尾優さんの3人が登壇。移住のきっかけや、舞鶴に移り住んで良かったこと、足りないことなど、移住者だからこその体験談を参加者たちに伝えた。子育て支援施設「あそびあむ」が無料であることなど子育てがしやすい一方、雪で交通の不便になるなどが挙げられた。舞鶴自治連・区長連協議会の倉橋貢会長は「人口減少の抑制は市の抱える大きな問題の一つ。自治会としても理解を深める一助になればと思い移住者を招いたが、やって良かった。参加された方も勉強になったと思う」と話した。
【永年在職自治会長感謝状】
入江秀人(北吸上自治会)
小川一徳(中山自治会)
寒川龍彦(西門一丁目自治会)
佐藤保(橘自治会)
志摩藤一(丹波自治会)
谷崎大造(クレインズタワー自治会)
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