真倉自治会で防犯カメラ設置−立ち上がる住民たち
投稿日時:2016年09月09日(金)
真倉で8月30日、自治体による防犯カメラの設置が行われた。7ヵ所に取り付けられた12台の防犯カメラは、夜間でも赤外線により約30m先まで撮影でき、昼、夜問わず車種、ナンバープレート、運転手などが鮮明に記録可能。地域で多発する盗難や暴走車への防止策として期待される。真倉地区では数年前から草刈機、チェーンソーなどの農機具が頻繁に盗難にあっているという。猟銃の盗難未遂も発生しており、3重にロックされた保管庫のロックが2重まで破られていた。仕事や畑などで家を空ける際や、軽トラックに乗せていた農機具などがターゲットにされ、盗難の多くは昼間に発生しているという。また、信号を避ける為や警察の過積載検査を避ける為に国道27号線の迂回路として、伊佐津川沿いの道路を使用する車が多発している。80㎞~90㎞で走る車もあり、地域の通学路にもなっていることから、地元住民の心配は尽きない。自治会長の後野国雄さんは「実はこの地域では移住や帰郷で、人口が増加しています。反面、一人で住む老人もいます。警察にも動いてもらってはいますが、難しい面もある。防犯カメラはあるというだけで安心します。地域の安心、安全を守るため、今回自治会で設置を決めました」と語った。
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