看護師目指す仲間励ましたい 日星高看護科生徒たち 被災の高校を自主的に支援 6月25日、総文でチャリティーバザー 物品の提供と来場を呼びかけ 合同PRフェアで【舞鶴】
投稿日時:2011年06月14日(火)
舞鶴市上安久の日星高校看護科五年課程の生徒134人が、東日本大震災で被災した同じ看護科の高校生を支援しようと、6月25日に浜の総合文化会館内でチャリティーバザーに取り組む。震災時の様子を記した手紙やメールを寄せた福島県と宮城県の2校に、教科書などを購入するための図書カードと応援メッセージを届ける。市民にバザー物品の提供と来場を呼びかけている。 震災後、同じ看護科五年課程の高校が被災地にあることをホームページで知り、岩手など4県の5校にあて、生徒と教職員らがお見舞いのメールとファックスを送ったところ、お礼のメールが届いた。 その中に、地盤沈下で校舎に被害がでた宮城県白石市の白石高校は、自宅を失ったり家族を亡くした生徒の様子が記され、福島県福島市の福島東陵(とうりょう)高校からは後日手紙も届き、「原発事故で現在、風評被害に苦しんでいます」と書かれていた。 教科書や参考書の購入に役立ててもらうため、生徒たちが自主的にバザーを企画。普通科の生徒たちにも物品提供を呼びかけるとともに、看護科の各クラスで応援メッセージを作成した。寄せ書きのデザインを担当した五年生の坂田亜季美さん(19)は「元気が届くようにと私たちの笑顔の写真を貼りました。被災地の様子は人ごととは思えません」と話す。 4年生の矢野明穂さん(18)は「同じ看護師を目指す生徒として、お互いにがんばろうという気持ちを届けたい。被災地の状況を見て、今まで以上に看護師になりたい思いが強くなり、手助けをできれば」と準備に取り組んでいる。 バザーは市内の教育機関の合同PRフェアで開く。午前10時~午後4時。提供を呼びかけている物品は新しい本、CD、衣料品、学用品、日用品など。締め切りは同20日。
【問い合わせ】電話75・7610、日星看護科
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