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目指せ 東京五輪 舞鶴出身 藤原さん 女子ソフト年代別日本代表に選出

目指せ 東京五輪 舞鶴出身 藤原さん 女子ソフト年代別日本代表に選出

投稿日時:2017年09月26日(火)

バッティングの練習に励む藤原さん(右) =提供=

 和田地区の舞鶴学童女子ソフトボールクラブの小学生チーム舞鶴マリンガールキッズ(鈴木次郎監督)で練習に励んだ選手が、日本ソフトボール協会選考の女子GEM3(U18)※ 日本代表チームに選ばれた。ふるさと舞鶴から応援する関係者らは2020年の東京五輪を含め期待の眼差しを向けている。

 泉源寺出身で白糸中を卒業した藤原(ふじはら)麻由さん(18)=兵庫大学附属須磨ノ浦高校=。野球好きの父の影響もあり、幼少からボール遊びが好きだったという。小学4年からマリンガールキッズへ。当初は遊撃手だったが小学5年からは捕手へ転向し、2番捕手で活躍する。中学1、2年時には府の代表として大会に出場した。高校は、強豪校として知られる兵庫大学附属須磨ノ浦高校へ進学。1年でレギュラーとして活躍し、インターハイには3年連続出場。国体へも2年連続出場し、10月1日から始まる愛媛国体へも近畿ブロックの代表として出場する。中学を卒業するまでの6年間指導にあたった鈴木監督は「活発で身体能力が高くスポーツ向き。物事を決めたら突き進んで行く性格で努力家だった」と振り返る。日本代表選手に選ばれたことに「驚いた。高校に行ってさらに成長した。マリンガール出身者がこういった形で朗報をくれて本当にうれしい。また、年齢的には東京五輪も狙える。期待したい」と喜んでいる。当地で成長を見守る母の希さんは「マリンガールを始め、多くの人に支えてもらい今の娘がある。感謝でいっぱいです。けががないようにし、目の前の1つ1つの壁を超えて行って欲しい」とエールを送る。藤原さんは12月18日から21日の4日間、沖縄県読谷村で行われる第4次国内強化合宿への参加が決まっている。

 ※「野球・ソフトボール」のオリンピック競技の正式決定を受けて立ち上がったジュニア世代の育成強化をめざすプロジェクト。GEM(ジェム)は“宝石の原石“という意味。 (U18)は18歳以下。静岡県で8月31日から3日間行われた選考会は、全国から都道府県支部の推薦を受けた精鋭40人が集まり、代表選手17人が選考される狭き門。藤原さんは見事選ばれた。

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