田邊家中之会 年賀の宴
投稿日時:2020年01月31日(金)
舞鶴グランドホテルでこのほど、田辺藩にゆかりを持つ人々が集う田邊家中之会の年賀の宴が開催された。同会の名誉総裁でもある田辺藩牧野家第16代当主牧野行成氏をはじめ、行政・関係団体・市外の関係者など30人が集い、新年を祝った(写真)。また、当地ゆかりの大河ドラマ「麒麟がくる」放映の年とあって、参加者一同は様々な取り組みに向けた決意を新たにした。一昨年は全国藩校サミット舞鶴大会実行委員会の中心として活動を行っていたが、サミット終了後は大河ドラマに関連した歴史文化の発信事業に取り組んできた。今年は子ども漢文検定や明倫館歴史教室の主催に加え、まいづる田辺城まつり等地域イベントへの協力を予定しているという。挨拶に立った同会の水谷悦之会長は、田辺籠城戦と古今伝授に触れ「全国各地の中で、舞鶴にしかないものは古今伝授の松だ。江戸から明治にかけても歌を詠む文化は栄え続き、膨大な数の歌が詠まれあちこちの蔵の中に眠り続けている。これらが表に出て至る所に歌碑が建ち、資料館には膨大な資料が展示され、文化の香り高い町として、舞鶴ブランド力が全国に発信されることを祈る」と夢を語った。
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