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生の目標探しへ自転車で日本1周 9月8日、森さん(八反田南町)再び出発 【舞鶴のニュース】

生の目標探しへ自転車で日本1周 9月8日、森さん(八反田南町)再び出発 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年09月05日(金)

 自転車で日本1周を続けている八反田南町のフリーター、森剛さん(22)は、舞鶴での1カ月間の充電期間を終え、再び9月8日に一周旅行に出発する。これから1年間かけて、中国、九州、四国地方を走破する予定で、「旅を通じて人とふれあい、人生の目標を探したい」という。
 森さんは、今年4月15日に舞鶴を出発。国道1号線で東京に向かい、さらに太平洋側の東北地方を北上。青森からフェリーで北海道に渡り、反時計回りに1周した。途中には、利尻、礼文島にも渡り、7月17日、小樽からフェリーで、いったん舞鶴に帰った。
 自転車での日本1周を思い立ったのは、昨年秋、近畿地方をヒッチハイクで旅している途中、自転車で日本1周している30代の男性と出会ったのがきっかけ。「歩くより行動範囲の広い自転車で、いろんな町を見てみたい。また、ヒッチハイクでいろんな人と出会って、人の優しさにふれた。もっと多くの人に出会いたい」と、自転車での日本1周の実行を決めたという。
 福来のバラ園「すとろべりぃあいす」(亀井毅志代表)で、アルバイトして旅行資金を貯め、9月8日にフェリーで小樽に向け出発。本州の日本海側を南下して九州に渡り、さらに沖縄を走る。波照間島にも立ち寄り、台湾にも向かう計画もあるという。この後、四国を1周、瀬戸内海側の中国地方を走り、来年夏に舞鶴に帰る予定。
 日本1周の前半では、自転車にテントと寝袋などを積んで走り、キャンプ場などで寝泊まり、食事はほぼ自炊した。北海道では、旅先で地元の人たちから親切にしてもらって感動を受け、また、キャンプ場では、同じ仲間と出会い、旅する魅力をより一層強く感じたという。後半は1年間という長丁場になるが、「日本1周して、将来の目標を見つけたい」と話している。

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