現代アートに仕上がる 身障センター利用者たち ステージ背景共同制作 9月22日開催 秋祭りで披露【舞鶴】
投稿日時:2012年09月11日(火)
余部下の市身体障害者福祉センターでの秋祭りに向け、ステージ後方に設置する背景づくりを、センターの利用者やボランティアたちが初めて共同で取り組んだ。「情熱」をテーマに車椅子に乗るなどしてローラーを使って描き、明るい色調の現代絵画のようなアートにもなっている。9月22日の秋祭りに披露する。市民の来場を呼びかけている。 ステージは同センター駐車場に設ける。毎年背景も置いていたが、絵の得意な職員が担当するなどしていた。今年は同センターの陶芸教室で講師を務める陶芸家の鉄尾伸介さんのアドバイスで、利用者とボランティアが協力して製作することにした。 縦90センチ、横180センチのベニヤ板を12枚使った大きさの背景にする。数種類の水性塗料を混ぜてピンクや黄色、水色、オレンジなどの色を作り、片手でも塗れるように棒の先にローラーを取り付け作業。約30人が代わる代わる思い思いの模様を描き抽象的な絵画のように仕上がった。 参加した中西千恵野さんは「子供のころに戻ったように、思いっきり描きました。当日飾るのが楽しみ」と話している。 秋祭りでは舞鶴出身で元ぴんからトリオの岸わたるさんの歌謡ショーや障害者グループの出し物のほか、模擬店も並ぶ。時間は午前10時~午後3時。入場無料。だれでも参加し交流できる。
【問い合わせ】電話63・3008、同センター
写真=12枚の板に色を塗る人たち
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