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特養ホーム「グレイスヴィルまいづる」へ 土岐市などの陶磁器製造販売会社5社が食器2500点寄贈 【舞鶴】

特養ホーム「グレイスヴィルまいづる」へ 土岐市などの陶磁器製造販売会社5社が食器2500点寄贈 【舞鶴】

投稿日時:2007年12月25日(火)

贈られた皿などで食事を楽しむ利用者と家族ら

 社会福祉法人グレイスまいづる(荒木義正理事長)が運営する布敷の特別養護老人ホーム「グレイスヴィルまいづる」は、岐阜県の土岐(とき)市と瑞浪(みずなみ)市の陶磁器製造販売会社の5社からこのほど、スープ皿や大皿など磁器製の食器2500点の寄贈を受けた。同施設では利用者たちに食器を披露し、家族らも参加した食事会で使い初めをした。  地産地消の食事作りに取り組む同施設は、自宅に近い食べ方の工夫も凝らそうと、食事に合わせた食器のバリエーションにも配慮する。しかし、必要な食器を買い揃えることができずにいたところ、同法人役員の陶磁器製造の仕事をする友人が、五社の担当者に呼びかけ寄贈が実現した。両市とも美濃焼の産地で、特に土岐市は陶磁器の生産日本一で知られる。  同施設職員が車2台で持ち帰った食器はサラダボウル、カップ、ケーキ皿、強化磁器のスープ皿など多くの種類が含まれる。利用者と家族らは昼の食事会で、料理を小皿に取り分けるなどして使っていた。半分はストックしておき、季節の行事などで食事に彩りを添えるのに使う。  施設長の淡路由紀子さんは「利用者からスープをスープ皿で飲みたいという要望も受けていましたが、なかなか揃えることができずにいただけに、本当に寄贈はありがたいです」と話していた。

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