演劇作って交流しよう 京都市を中心に活躍の小劇場劇団 烏丸ストロークロック 2月に知恵蔵で芝居体験ワークショップと公演【舞鶴】
投稿日時:2012年01月20日(金)
京都市を中心に活動する小劇場劇団「烏丸ストロークロック」が、演劇を通じて地域との交流を図ろうと、若者たちを対象としたワークショップを、2月に北吸のまいづる智恵蔵で開催する。舞鶴のお年寄りにインタビューした話を元に台本を作って演じる。2月19日には3本の短編集からなる芝居「仇野(あだしの)の露」を上演する。 同劇団は現代人の抱える葛藤などをモチーフに作品を発表し、「Kyoto演劇大賞」の大賞などを受けた。地方都市でも積極的に公演し、地域の人や風土に触れながら活動する。 舞鶴では1月16日~18日に滞在し、演出家や役者たちがお年寄りの初恋の話を聞き取り、それを元に「恋したわたし~まいづる編~」の台本をつくり、ワークショップで参加者たちに演じてもらいながら一緒に完全な台本に仕上げていく。 2月19日の公演は、2010年に京都で上演して高い評価を受けた3話構成の2人芝居の再演。結婚、お金、老後といった多くの人が直面する問題を抱える20代から70代までの男女3組を描く。音楽は網野町在住のギタリストの山崎昭典さんが担当する。 同劇団代表で演出家の柳沼昭徳さん(35)は「身近に息づかいが感じられる関係性や、一体感ある小劇場の芝居を見せられれば。参加者とじっくり話をして作り上げるワークショップにし、今後も舞鶴で継続したい」と話す。 2月19日の公演は午後1時と同4時の二回、智恵蔵で。一般2,000円、高校生以下1,500円。ワークショップは全5回で2月2、3、9、10日の午後5時~同8時、最後は公演の合間の午後2時半に発表する。対象は小学5年生~高校生の10人程度。参加費4,000円。
【問い合わせ】電話070・6682・6900、烏丸ストロークロック
写真=公演のチラシを手にする劇団代表の柳沼さん(左)ら
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