漁業者ら来年用大注連縄づくり 東吉原・水無月神社で迎春準備の風物詩【舞鶴】
投稿日時:2006年11月10日(金)
吉原地区の漁業者らでつくる「吉原大注連縄会」(長崎忠雄会長)が、来年用の大注連縄づくりに取り組んでいる。東吉原の水無月神社で早朝から集まり作業する姿は、迎春準備の風物詩となっている。 漁業や水産関係者が多い吉原で、昔から操業の安全と大漁を祈願して始められた。朝代神社や松尾寺など多くの神社に奉納しているが、丁寧な仕上がりが評判となり、依頼が増えている。 今年は10月からもち米の藁をそぐ準備をし、1本の束(長さ3~8メートル)による作業を始めた。天気のいい早朝に会員らが集まり、男性がより、女性らは余分な藁を切る仕上げ仕事を分担。目標の60本の内、約半分が完成し、11月下旬から各神社へ掛けて回る。長崎さんは「今年は台風で稲が倒れて藁がいたみ、なんとか必要な量を確保できた」と話す。
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