清掃ボランティアで恩返し 聖母訪問会天台修道院 日星高の元教諭、卒業生ら【舞鶴】
投稿日時:2013年04月23日(火)
舞鶴市上安の聖母訪問会天台修道院の庭をきれいにしようと、お世話になった元日星高校の教諭や卒業生、保護者たちが草刈りなどのボランティア清掃に定期的に取り組んでいる。活動は今年で3年目。高齢化したシスター(修道女)たちの負担を減らしたいと続けている。
聖母訪問会(本部・鎌倉市)はかつて日星中学と日星高の運営母体となり、シスターが授業も担当した。教師と生徒も修道院を訪れ、庭の桜で花見を楽しんだり、バザーのクッキーを焼くなど交流を重ねた。いまは日星との関わりは減ったが、学校でのミサに参加するなどしている。
修道院の敷地は広く庭木も多くあり、在住する6人のシスターたちだけで手入れができなくなり、元教頭の山田達磨さんが元教員や卒業生、学校を応援する市民団体「ステラ・ソル」などに協力を呼びかけ、2011年から4月~11月の毎月第1土曜日に清掃を始めた。毎回4~10人が参加している。
今春も畑を覆う草の刈り取りなどから始めた。10年前に娘が通っていた上漆原の谷口ますみさんは「広い庭なのでシスターだけでは大変です。今後も続けたい」と話していた。シスターの原田従子さんは「草刈りが終わった畑にサツマイモなどを植え、子供たちに収穫体験をさせたい。応援していただきとても助かります」と喜んでいる。活動は午前9時~正午。5月は第2土曜日に行う。
写真=草取りをする参加者とシスターら
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