海フェスタ京都 「海の総合展」府北部の歴史 赤れんがパークで 海事団体らのブースも【舞鶴】
投稿日時:2014年07月22日(火)
海フェスタ京都の東地区のメーンイベント「海の総合展」が、北吸の赤れんがパークで8月3日まで開催されている。5、4、3号棟を順路に府北部と海のつがなりを古代から現代までのストーリー仕立てで展示し、先人たちが海とともに歩んできた歴史や、海事産業関係者らが現在の地域と海の関わりを紹介している。5号棟は、現代の海への信仰がテーマの神崎の湊十二社祭礼行事の船屋台▽縄文期の丸木舟や裏入遺跡のジオラマ▽江戸~明治期の北前船がテーマの奉納和船6隻や船絵馬▽明治~昭和期の「軍都」舞鶴を紹介する鎮守府庁舎のジオラマ、東郷平八郎の直筆の書、舞鶴海軍工廠資料、海軍の軍装▽昭和期の引き揚げ港舞鶴を紹介する写真や引揚歓迎塔と桟橋の模型などの展示物を歴史を追って見ることができる。4号棟は、海と陸の輸送体系によってもたらされた恩恵をテーマに、全国の海事団体や企業らが31ブースで産業や港湾など地域の姿を紹介。モニター映像で舞鶴港からの出港や入港を疑似体験出来る操船シミュレーターや船舶模型、全国中学生海の絵画コンクール受賞作品などを展示している。3号棟は、丹後の貴重な出土品などの特別展示や市内の海事関連企業コーナー、旅行業界の団体らによる観光地紹介のブースなど。また、屋外には津波・水害対応型救命艇や、陸上設置型フラップゲート式防潮壁なども展示されている。午前9時~午後5時。無料。【問い合わせ】電話66・0028、海フェスタ実行委員会。
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