池内小でブロック塀を撤去
投稿日時:2018年07月27日(金)
布敷の池内小学校(中西明子校長)で14日、中庭に設置されていたブロック塀が撤去された。塀は昭和44年度の同校卒業生の卒業記念制作だが、近年老朽化が目立ち、亀裂が入っていたりと安全面の不安が論じられていた。そんな中、6月18日の大阪北部地震で、高槻市の女子児童が倒壊したブロック塀に挟まれ死亡する事故が発生。この事故を受け、翌19日には市教委が各施設を点検した。その結果、市内小学校では、中筋小グラウンドに設置されていたブロックの投てき板と、池内小のブロック2点に構造上の問題箇所が認められ、撤去が決定した。早期の撤去が必要になった塀であるが、卒業記念の制作物という事情もあり、同小は関係者への事前の連絡が必要と判断した。塀の裏面には、卒業生の氏名が書かれており、中西校長がその中に同小PTAの歴代会長である岡羽弥寿志さんの名前を発見。岡羽さんに連絡を取り事情を説明すると協力への快諾を受け、そこからはスムーズに事が運んだ。「やはり勝手に撤去するのは忍びなかった」と中西校長。岡羽さんの協力を得たことで、しっかりと伝え賛同を得ることが出来たと安どの表情を浮かべた。同年の卒業生19人には、ブロック塀の往時の姿を偲んでもらおうと、大判の写真を郵送した。卒業生たちからは、「良い記念になる」と感謝の言葉が次々と寄せられたという。ブロック塀はなくなったが、想い出はそれぞれの心にいつまでも輝き続けることだろう。
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