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民生児童委員などの活動する村尾さん(丸山中町) フォト歳時記自費出版へ、予約注文を受け付け中! 【舞鶴】

民生児童委員などの活動する村尾さん(丸山中町) フォト歳時記自費出版へ、予約注文を受け付け中! 【舞鶴】

投稿日時:2010年04月02日(金)

この10年間に撮りためた写真を見る村尾さん

 民生児童委員などの活動をする村尾幸作さん(70)=丸山中町=が、これまで舞鶴を巡って撮りためてきた写真の集大成として、フォト歳時記「ふるさとの光 まいづる100物語」の自費出版に向け準備を進めている。10年前に写真集を作成して以降、再発見した景色や新しい名所、伝説や歴史の地、舞鶴医療センター前の桜並木の四季など新たに撮影した写真を収録する。ふるさとの宝物の風景などを後世に伝えたいとしている。村尾さんは舞鶴共済病院事務部長を退職時の2000年に、院内広報誌に紹介した舞鶴の四季折々の風景写真などをまとめた写真集を自費出版した。その後も福祉分野など様々な活動をしながら、柔らかな画質のフィルムにこだわり撮り続け、01年~06年には本紙で「ふる里みてある記」と題して地域の歴史や文化などを写真で紹介するなどした。10年を経過する中で、なくなった景色がある一方、新しい建造物や地域の名所ができたり、見慣れた風景の中に新たに魅力を見つけたりし、記録として残しておこうと、前作から10年の節目と古希の記念に総集編として出版に取り組むことにした。写真集は縦24センチ、横25センチ。130ページに約200点のカラー写真を掲載する。第1章「四季を歩く」は、新しい桜の名所になった与保呂川沿いや舞鶴高専前の桜並木、昨年完成した杉山の水車などを載せる。第2章「まいづる100物語」は、「ふる里みてある記」に紹介した100カ所を元に民話の舞台などを地図を入れて紹介。第3章「桜トンネルこの1年」で、医療センター前の桜並木での花見、初夏の緑、雪をかぶった木々など四季を追った。村尾さんは「退職以降は心にゆとりを持て、また歳をとることでものを見る目が変わり、何気ない風景の中の深みを味わうことができるようになりました。この1冊がふるさとの再発見になれば幸せです」と話している。写真集は5月初めに完成の予定。1冊2500円。出版に費用がかかるため事前に予約注文を受けてから印刷する。申込締切りは4月30日。5月下旬ごろに配達、もしくは郵送する。申し込みは村尾さん(FAX62・3272)へ。

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