橘幼稚園の名物行事
お城に映える忍者装束
園児ら秋の日楽しむ
投稿日時:2022年10月14日(金)
南田辺の舞鶴公園で10月11日、橘幼稚園(布目真裕園長)の「忍者遠足」が行われた。20年以上も続く同園の名物行事で、今年も忍者になりきった園児が秋晴れの一日を過ごした。
この一風変わった遠足は、忍者の恰好をした園児らが田辺城で修業をし免許皆伝の奥義書をもらうというもの。
この日は、園を出るときから修業が始まる。園児はそれぞれ、風呂敷に包んだ昼食のおむすびを背負い、電車などを使って移動した。
「舞鶴を代表する名所・田辺城で忍者になりきれる環境を作り、そこでの活動を通じて自信とやる気を育み、感性を磨くことを目的にしています」と布目園長。長年に渡って受け継がれてきた行事だけに、思い入れもひとしおだ。
赤と黒の装束に身を包んだ園児らは真剣そのもの。速く走るための訓練に始まり大きい手裏剣を遠くまで飛ばす技を磨くなど、まるでタイムスリップしてきたかのように修業を重ねた小さな忍者たち。短いようで長い1日を終える頃には、少したくましくなった様子で自信をのぞかせる一面も見て取れた。
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