東高 スクールバスで通学支援 JR西駅など2コース運行 OBらがNPO立ち上げ 来年1月から試行【舞鶴】
投稿日時:2013年10月01日(火)
泉源寺の東舞鶴高校(竹内浩校長)に、通学用バスの運行が計画されている。卒業生らを中心にNPO法人を設立し、利便性を高める学校支援の一環として取り組む。来年1月から試行する予定だ。公立高校でNPOがスクールバスの運行をするのは、府内では初のケースになる。
東高は中心市街地の郊外に位置し、JR東舞鶴駅やバス停からも離れ、徒歩で行くには時間がかかる。現在は生徒の9割以上が自転車通学し、登校時間帯には青葉大橋下の通学路で中学生と行き交うなど混雑し、冬場の雪や凍結で転倒する生徒もいる。学校側がバス利用を調査したところ、170から180人が希望したという。
そんな状況を知る卒業生や市民たちが通学支援をしようと、NPO法人を立ち上げ、スクールバスを運行させるプロジェクトを進めている。団体の名称は「せんげん」とし、府に認可の申請中。現在、会員は25人。
計画によると、JR西駅、JR東駅、大浦小学校から東高のルーとを結び、朝1本、夕方に終業後とクラブ終了時の2本を運行する。実際の運行は交通事業者に委託する。運賃やバスの台数は検討している。
元東高校長でNPOの代表理事を務める予定の寺田俊男さんは「賛助会員を募って運賃を低く抑え、子供たちの負担を減らしたい」と話していた。来年1月から3月まで試行し、4月から本格的に運行したいとする。
写真=スクールバスの完成イメージ図(東高提供)
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