東高浮島分校2年生3人、秋田の高校生とユニット 全国高校生対抗ごはんCUP決勝大会へ【舞鶴】
投稿日時:2006年11月14日(火)
全国農業協同組合中央会主催の全国高校生対抗ごはんCUP2006決勝大会に、東舞鶴高校浮島分校2年生の3人が、秋田県立大曲農業高校のチームとユニットを組んで出場する。農業高が作った米や野菜を使い、3人が調理を担当、ネットを通して食材やメニューの検討を重ねた。11月19日、川崎市のNHK生田スタジオで料理を作り、食に込めたメッセージとアイデアを競う。12月にNHKで放映される。 高校生に食と農を考えてもらおうと企画され、食材を作るファーム系チーム(3人)、料理を担当するキッチン系チーム(3人)が、同CUPのホームページに登録、互いにアピールした後に気に入ったチームを指名してユニットを組む。ファーム系143、キッチン系158が応募、110ユニットができた。さらにその中から、ユニットで作成するホームページで意見交換やアイデアなどを審査され、5ユニットが決勝大会の出場権を得た。 同分校の秋山雄哉君(17)と黒田建一君(19)、弟の貴之君(17)がチーム「びっくり!モンキー!」で応募。3人とも飲食関係の仕事をし料理に興味を持つ。大曲高とユニット「びっくり☆にんじん」を7月に結成し、「わが町のいちおし 新ごはん料理」の大会テーマのもと、6人が食材やメニューをネット上で夏から検討する作業をした。 ユニットで2つの町の共通項を設定し、町を米と農産物で表現するため、大曲の3人は学校で栽培するあきたこまちや野菜の育ち具合を、分校の3人は料理の試作をネットに載せ意見を交換した。また、黒田君らは舞鶴が元祖となる肉じゃがを取り入れたメニューを提案した。。 9月に決勝出場の通知を受け取り、10月には修学旅行で京都市内に来た大曲高生らと対面してアイデアを練った。3人はそれを元に分校で、カボチャなどのかき揚げを入れた3種類のおにぎり、肉じゃの味付けをした1品などの試作と試食をし、課題を話し合った。その様子をNHKの取材クルーが撮影した。 秋山君は「試作して味や完成度はいま一つなのがわかった」、貴之君は「どう町のアピールをするかが課題。優勝を目指したい」と話していた。大会は片岡鶴太郎さんらが総合司会を務め、12月10日午前10時からNHK総合で放映される予定。
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