東西商店街で夜の市が開幕
投稿日時:2023年07月07日(金)
脱マスクで夏本番へ
4年ぶり開催のパレードも
新型コロナウイルス感染症が第5類となり2か月。最初は様子をうかがいマスクの着用を続ける人も多かったが、夏に向かう気候の影響もあり、脱マスクが急速に進む様相となっている。東西両地区の商店街では1日、夏の風物詩である「夜の市」が始まり、マナイ商店街では、4年ぶりとなる「安全・安心のまちづくりパレード」が開催。マスクを外した多くの人の笑顔があふれた。
京都府では、犯罪のない安心・安全なまちづくり条例に基づき、7月10日を「府民防犯の日」、さらに7月10日から7月19日までの10日間を「府民防犯週間」と定めている。1日のパレードは、その運動の一環とした毎年恒例の行事だったが、コロナ禍の影響でこの3年間は開催が見送られてきた。
4年ぶりのイベント開催となったこの日は、舞鶴防犯協会をはじめ各種団体の会員ら約100人が、横断幕を掲げるなどして商店街を練り歩いた。
多くの露店が出店する夜の市との同時開催とあって商店街には人があふれ、商店主の40代男性は、「活気が戻ってきてうれしい限り。脱マスクも急速に進んできたように感じる。コロナ、ウクライナ問題と消極的な情勢がずっと続いてきたが、これからどんどん消費が回復していくことを期待したい」と話していた。
西市民プラザ近くで露店を出店していた30代女性は、「昨年も出店しましたが、今年の方がお客さんが多いです」と話し「今年はこの後も夜の市にお店を出します。たくさんのお客さんに来てほしい」と笑顔を見せていた。
パレードの後は、京都府警察音楽隊によるコンサートも開催(写真)。こちらも多くの人でにぎわい、コロナ前と変わらない活況を呈していた。
いよいよ夏本番を迎える中、世の中には待ち望んだ日常が戻ってきた。誰もが笑顔あふれる季節となることを願いたい。
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