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東日本大震災「舞鶴支援会」 力になりたい思い広がる 店や市民が協力し、4月17日に まいづる知恵蔵でフリーマーケット 収益金は、全額被災地へ【舞鶴】

東日本大震災「舞鶴支援会」 力になりたい思い広がる 店や市民が協力し、4月17日に まいづる知恵蔵でフリーマーケット 収益金は、全額被災地へ【舞鶴】

投稿日時:2011年04月08日(金)

出品する三角クッション作りをする洋裁教室のメンバーたち
写真=出品する三角クッション作りをする洋裁教室のメンバーたち

東日本大震災の被災者を支援しようと、市民たちでつくる舞鶴支援会(南賀子(よしこ)代表)が4月17日、北吸のまいづる智恵蔵でフリーマーケットを開催する。パン店や洋裁教室などの協賛の事業者だけでなく、市民たちも出店の呼びかけに応え協力の輪が広がっている。収益金は全て被災地への義援金に役立てる。当日のボランティアスタッフの募集と来場を呼びかけている。  市民たちが自分にできることで力になろうと、支援会を立ち上げた。フリーマーケットには、パン店や和菓子店、木のおもちゃ、薬局、電気店などの11店を経営する人たちが次々と協力を申し出ている。マカロンや子供用傘、洗顔剤などを販売する。  また、11人の市民たちも、食べ物やミサンガ、子供服などそれぞれ手作り品などを持ち寄り出品する。 店舗と市民の出店者たちは材料費などの実費も含め、全ての売上金を義援金として、被災地で活動するNPO法人難民を助ける会を通して被災地に届ける。  支援会メンバーのよしだ敦子さん=七条中町=は、主宰する洋裁教室の教室生にも協力を呼びかけ、持ち運びしやすい大きさの三角クッションを製作し出品する。100個を目標に、3月28日には延べ約20人の教室生たちが、縫製や裁断などを分担して作業した。1個500円で販売する。  よしださんは「教室の仲間たちが一つにまとまり、一緒にできることに感謝しています。みんなの気持ちも被災地に届けば」と話す。事前に注文も受け付ける。 【問い合わせ】電話64・4424、よしださん  代表の南さん(42)=行永=は西宮市出身で、阪神淡路大震災で自宅が全壊し避難生活を体験をしただけに、今回の震災で過去の記憶が蘇った。「何か自分にできることをしたいとの思いで、多くの方が協力してくださりとてもうれしい。一回で終わらせず今後も続けられれば。いまは生きているだけで大丈夫と被災者に伝えたい」と話す。  4月17日の午前10時~午後2時。会場では音楽演奏やマジックショーなども行う。プロ・アマ問わず出演者も募っている。被災者へのメッセージの手紙も受け付ける。
 

問い合わせは南さん(masahiro-minami@khaki.plala.or.jp)

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