来年結成65周年 戦後硬式テニスの普及努める 舞鶴ローンテニスクラブ 記念誌作成に助成金【舞鶴】
投稿日時:2014年09月02日(火)
戦後間もないころ、府北部で硬式テニスの普及に取り組んできた舞鶴ローンテニスクラブ(江宮文夫会長)が、1950(昭和25)年の結成から来年で65周年を迎える。記念事業として記念誌を作成するにあたり、公益財団法人舞鶴文化教育財団から助成金20万円の寄付を受け、このほど浜の市商工観光センターで授与式があった。48年ごろ、舞鶴に駐留していた日系2世の米国兵と市民がテニスの試合をしたのがきっかけで、浜の財務局外国人宿舎テニスコートの使用が許され、市職員や教員らが市内で初となる硬式テニスクラブを設立した。大会なども開き、スポーツの機会の少ない戦後、テニスの振興を図った。現在は70人の会員がおり、丸山と前島のテニスコートで練習をし、シニアや一般などの大会に出場している。来年4月に記念誌の発行、記念大会の開催を予定している。授与式では、同財団の高橋照理事長が、記念事業準備委員会の河端謙治委員長と江宮会長に助成金の目録を手渡した。高橋さんは「65年の歴史を大切に今後も楽しく元気に継続してください」と述べ、江宮会長がお礼を述べた。
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