本社など後援「舞鶴リトルシニア会長杯争奪野球」 惜しくも舞鶴は準優勝、優秀選手賞に屋敷投手【舞鶴】
投稿日時:2006年08月29日(火)
第3回舞鶴リトルシニア会長杯争奪野球大会(舞鶴リトルシニア野球協会主催、舞鶴市民新聞社など後援)は8月26、27日、行永の舞鶴球場などで行われ、地元舞鶴リトルシニアが準優勝した。また、今大会から新たに設けられた上本孝一賞で、最優秀選手賞に優勝した大阪狭山の中川純一選手、優秀選手賞に舞鶴の屋敷充帆投手が輝いた。 大会には、中学生硬式野球チームのリトルシニア関西連盟と東海連盟の2府5県から16チームが出場、トーナメントで優勝を争った。舞鶴は1回戦で岡山を逆転で破り、2回戦の奈良、準決勝の姫路は、コールド勝ちの圧倒的強さを見せた。しかし、決勝では、大阪狭山に序盤から得点を重ねられ、大差で敗れた。 表彰式では、舞鶴リトルシニア野球協会の村尾利博会長が、大阪狭山に優勝杯【会長杯】、準優勝の舞鶴に準優勝盾を授与したほか、両チームの選手に優勝、準優勝メダルを贈った。また、上本孝一賞の最優秀選手賞と優秀選手賞のトロフィーは、上本氏の両親の精治氏(69)と麗子さん(66)=京月=から贈られた。 上本孝一氏は、西舞鶴高校野球部OBで、プロ野球広島カープに入団。現役引退後はセリーグ審判員として活躍していたが、今年5月5日、埼玉県朝霞市の自宅で逝去した。享年43歳。上本氏は、舞鶴リトルシニア協会を設立当初から支援しており、選手のコーチを務めたこともある。両親が、この遺志を次いで上本賞を寄贈した。 村尾会長は、表彰式で、両チームの選手の健闘をたたえるとともに、上本氏が生前よく語っていた「控え選手でもボール拾いでも、今いる場所で一流になってほしい」との言葉を贈った。
舞鶴リトルシニアの結果。
▽1回戦
岡 山 1000000 1
舞 鶴 003101× 5
【岡】藤本、太田―宮本【舞】屋敷―安原▽3塁打=安原(舞)
▽2回戦
舞 鶴 16102 10
姫 路 03000 3(5回コールド)
【舞】田岡―金田【姫】松井、服部―大盛▽2塁打=松井(姫)
▽準決勝
奈 良 00000 0
舞 鶴 3014× 8(5回コールド)
【奈】小林、谷口―谷口、荒田【舞】屋敷―安原▽2塁打=荒田(奈)
▽決勝
舞 鶴 0020000 2
大阪狭山 333100× 10
【舞】田岡、屋敷―金田、安原【大】西野―北野昭▽3塁打=安原、有本(舞)▽2塁打=田岡(舞)北野昭、小林(大)
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