未来のエネルギー考えよう MMP 4月15日、宮津で上映会 監督講演 「ミツバチの羽音と地球の回転」 祝島とスウェーデンを取材【舞鶴】
投稿日時:2012年04月06日(金)
府北部の有志たちでつくる「みやづ・ミツバチプロジェクト」(MMP)が、上関原発の建設地に近い山口県祝島を舞台にしたドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会を、4月15日、宮津市鶴賀のみやづ歴史の館で開催する。鎌仲ひとみ監督の講演もあり、原発事故が起きた福島の現状などを話す。 昨年の東日本大震災後、宮津市在住の中蔦はるかさん(26)と西谷絵里さん(同)が、中心となってMMPを結成。原発群のある若狭に近い地域に暮らす者として、今後のエネルギーや地域のあり方を様々な立場の人と対話して考えようと、勉強会などに取り組んでいる。 上関原発は1982年に山口県上関町に計画され、建設が進んでいたが震災後工事は中断。予定地周辺には絶滅が危惧される希少生物が生息する。瀬戸内海に浮かぶ対岸の祝島では、島民たちが自然とともに暮らす営みを続け、計画以来ずっと反対している。 映画は持続可能な社会づくりの先進国スウェーデンと、祝島でのエネルギーの自立に向けた取り組みを描いている。西谷さんは「いろんな人たちに見て事実を知ってもらい、考えるきっかけになれば」と話す。 上映は午後1時と同6時の2回。同0時半からRay&Amaライブ、同3時半から鎌仲監督の講演、同5時半から舞鶴在住のTHE FAMILYライブ。上映協力金は1,000円(前売り)、当日は500円増し。中高校生300円、小学生以下無料。託児(午後0時半~同5時、要予約)もする。
【問い合わせ】電話090・6234・1808、中蔦さん(午後6時以降)
写真=豊かな漁場で鯛をとる祝島の漁師(映画「ミツバチの羽音と地球の回転」より)
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