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朝代神社秋季例祭に合わせ 「吉原の太刀振」4年に1度の奉納【舞鶴】

朝代神社秋季例祭に合わせ 「吉原の太刀振」4年に1度の奉納【舞鶴】

投稿日時:2005年11月04日(金)

息の合った演技をする大薙刀の2人


 朝代神社秋季例祭に合わせ、市指定文化財になっている吉原の太刀振が11月3日、朝代神社や南田辺の舞鶴公園御旅所前などで奉納された。4年に1度の奉納で、吉原の青少年らが息の合った7つの型を熱演し、見物客から拍手を受けた。吉原の太刀振は、関ケ原合戦時の田辺籠城戦で西軍に包囲された際、功のあった吉原漁民に許した武道の型を伝えたものという。府の登録無形民俗文化財にも指定され、吉原太刀振保存会(嶋田勉会長)が伝承し、今年は8月から小学生や青年らが練習に取り組んできた。祭礼の神幸行列が巡行した舞鶴公園では、小雨が降る中、2人1組が野太刀などの型を気合の入った掛け声とともに演じた。この日は5カ所で演技を披露した。

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