旧神崎小でレスリング教室 全日本に出場 海自隊員の永田選手も指導【舞鶴】
投稿日時:2015年12月08日(火)
「舞鶴ちびっ子レスリングクラブ」でコーチを務める海上自衛隊員の永田(えいた)裕城選手(27)らが子どもたちを指導した「レスリングを楽しもうⅢin神崎」が11月29日、西神崎の旧神崎小学校体育館で行われた。4歳から中学生までのクラブのメンバー45人と体験参加した18人が、マットの上で体を動かし汗を流した。市レスリング協会が神崎公民館と協力し、廃校を活用して地域を元気にしようと練習会を開いた。体育館には市が購入した世界基準の最新のマットが設置され、午前中はクラブのメンバーが打ち込みやスパーリングを、午後からは体験参加者がタックルなどに挑戦した。昼には神崎地区の住民が作ったカレーを食べながら交流会も行われ、同協会は今後も連携し、市外チームを招いた合宿所としても活用したいとしている。コーチの永田選手は、今月末に東京で行われるリオ五輪選考会を兼ねた天皇杯全日本選手権大会に出場が決まっており、この日は大会で着用する「舞鶴海上自衛隊」の名が入った新ユニフォームで子どもたちを指導した。陸上自衛隊、自衛隊体育学校を経て、今年4月に入隊し、約半年間の教育訓練を終えて第23航空隊配属となり、休日はコーチとして子どもたちにレスリングを教えながら、自らも練習に励んでいる。永田選手は「レスリングは攻めが大事なので、前に出てタックルできるよう指導している。自分も大会では最後まであきらめずに頑張りたい」と話していた。
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