日本遺産を駆け抜けるスポーツの祭典−舞鶴赤れんがハーフマラソン2016
投稿日時:2016年10月14日(金)
国の指定重要文化財の舞鶴赤れんがパーク付近からスタートし、海上自衛隊航空基地、護衛艦が停泊する北吸桟橋内を走る「舞鶴赤れんがハーフマラソン」が10日に開催された。今年から日本陸上競技連盟の公認大会となり、国際大会出場などに必要な公式記録として残ることとなる。今回は青森県~長崎県までの全国各地から2642人が出場(6歳~80歳)。それぞれハーフマラソンの部(2240人)か3kmの部(402人)にエントリーし、記録を狙う人、記念写真を撮りながら走る人、仮装しながら走る人など、思い思いのペースで大会を楽しんだ。2位に3分の大差をつけ女子の部で大会3連覇を達成した舞鶴市陸上競技協会の天野美絵さん(32)は「記録が全然ダメでした」と大会記録保持者として自身の成績に悔しさをにじませながらも「(優勝は)うれしい気持ちでいっぱいです。本当は運営スタッフとして動かないといけないのに、こういった場で走らせてくれた皆さんに感謝したいです」と喜びを語った。「頑張ってー」と沿道から応援する人たち。秋空の下、声援に応えながらかけ抜けるランナーたち。海・山・人、舞鶴の魅力を感じられる当地最大のスポーツ観光として年々成長を遂げている。
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