日本空手協会舞鶴田辺支部長の内田さん 「日本スポーツマスターズ」男子組手で優勝【舞鶴】
投稿日時:2006年10月03日(火)
日本空手協会舞鶴田辺支部長の内田慎一郎さん(44)=喜多=が、このほど広島市で開かれた「日本スポーツマスターズ2006」の男子組手一部空手道競技で、優勝した。若いころから日本一を夢に持ちながらも、次第に試合から遠ざかり、指導者として空手を続けてきたが、昨年10年ぶりに公式戦に出場。今年は同支部で教えている子供たちと日本一になることを約束し、見事その期待に応える活躍を見せた。 トーナメントの同大会組手一部は、40~44歳の各都道府県の代表47人が出場。試合は2分間。突きや蹴りを相手に決め、6ポイント差をつけた方が勝者となる。全日本空手道連盟公認5段の内田さんは、昨年この大会に出場し5位だった。その成績を考慮され、今年は府推薦で出場した。 体を鍛えようと内田さんは、10歳から空手を始めた。藤元達雄さんの指導を受け、常に目標を立て練習を重ねた。中学、高校時代には京都と近畿大会で優勝、20代で国体3位、日本代表にも選ばれた。いつかは日本一をと思った。 その後、試合出場の機会をなくし、指導に力を入れるようになり、城南中生徒が世界選手権3位に入賞するなど、有望選手も多く輩出した。会社勤務後、城北中で週2回夜、幼児から社会人まで約50人を指導する。 そんな中、子供たちにがんばれというだけでなく、自分の取り組む姿を見せようと公式戦の出場を決意。2年目の挑戦の今年、子供たちから「日本一になって帰ってきて」とエールを受けた。試合に向け特別なことはしなかったが、ふだん教えることが練習にもつながった。 内田さんは「子供たちとの約束と長年の夢を果たし、感無量の思いです。来年の出場は決めていませんが、出るなら2連覇を目指したい」と話している。
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