日本マスターズ男子組手3部 あきらめない気持ちで栄冠 空手協会の内田慎一郎さんが優勝 子供たちにもチャレンジする気持ちを【舞鶴】
投稿日時:2013年10月08日(火)
日本空手協会舞鶴田辺支部長の内田慎一郎さん(51)=境谷=が、このほど北九州市で開かれた日本スポーツマスターズ2013空手道種目の男子組手3部(50~54歳)で、優勝した。最後まであきらめない気持ちを持ったことで栄冠を手にした。
内田さんは国体で3位などのほか、日本代表にも選ばれた実力者。試合から離れ指導者として幼児から大人まで教えるようになり、教室から全国大会にも輩出している。
子供たちに目標に向け取り組む姿勢を見せようと、2006年の同マスターズの1部(40~44歳)に出場して初優勝。その後もトレーニングを続け、10年と11年に2部(45~49歳)で二連覇を達成した。昨年は3部で3位だった。
今年の決勝の相手は大阪の松下順さん。過去、決勝と準決勝で3回対戦し、実力は拮抗している。昨年は準決勝で1ポイント差で敗れた。その悔しさを晴らそうとこの1年間、目標にしてきた。
決勝は先にポイントを取られたが追いつき逆転した。そこから追いつかれたが、残り時間2秒で上段左突きが決まった。ライバルに競り勝ち通算4度目の優勝を飾った。
内田さんは「この試合で改めて、最後まであきらめない強い気持ちを持つことが大切だと実感した。子供たちに空手を通じてチャレンジする気持ちを身につけてもらえれば」と話している。
教室は毎週火・金曜日午後7時から城北中学校体育館で。見学は自由。
写真=優勝した内田さん
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