日星高生徒たち ウォーカソン実施 震災被災地の幼稚園再建を 12月に現地訪れ募金届ける【舞鶴】
投稿日時:2013年11月22日(金)
東日本大震災の被災地支援を続ける日星高校の生徒たちが提案し、教師たちがサポートして11月16日、歩く募金活動と呼ばれるウォーカソンに取り組んだ。市内20キロを歩き、市民や団体から寄付が寄せられた。宮城県名取市の幼稚園再建のために役立てようと、12月13、14日に現地を訪れ届ける。
ウォーカソンは距離に応じて金額を決め、事前に約束したスポンサーから寄付を受ける募金活動。日星高でも6年前まで行なっていた。今回は吹奏楽部の生徒を中心に、被災地支援の募金をしようと文化祭で呼びかけ、生徒会役員たちも参加した。
親戚や教師、団体、教会信者たちがスポンサーとして協力し、1キロにつき20円~500円の寄付を約束した。生徒14人と教師2人が「ウォーカソン東北に愛を」と書いた幟を手に学校をスタート。
北田辺のカトリック西舞鶴教会で祈りをし、国道27号沿いの歩道を歩き、浜の同東舞鶴教会で折り返し、5時間半かけて学校まで戻り、汗を浮かべてゴールした。
生徒会長で看護科2年の高原寧子(ねね)さんは「歩き通して足が痛くなりましたが、東北の支援につながる実感と達成感が持てました。多くの人の気持ちのこもった募金を届け、現地の様子を自分の目で見てきたい」と話す。
27万5,210円の募金が寄せられた。津波で全壊し、園児らが犠牲となった名取市の私立閖上わかば幼稚園の再建資金に使う。
写真=20キロを歩くウォーカソンに挑んだ生徒たち
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