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新たなつながりで地域面白く 舞鶴高専学生 西野さん フリーペーパー「企てろ。」創刊 舞鶴への思い 活動する市民を紹介【舞鶴】

新たなつながりで地域面白く 舞鶴高専学生 西野さん フリーペーパー「企てろ。」創刊 舞鶴への思い 活動する市民を紹介【舞鶴】

投稿日時:2012年05月01日(火)

新たなつながりで地域面白く舞鶴高専学生

舞鶴高専建設生産システム工学専攻科二年の西野正純さん(21)=瀬崎=が、フリーペーパー「企(くわだ)てろ。」(A5版、12ページ)を創刊した。人と人、人と舞鶴をつなげる情報誌として、第1号には町屋の再生プロジェクトの企画や、アート活動でまちづくりをする市民たちを紹介している。  大浦半島の瀬崎の農家に生まれ育った。日本海に面した集落の海辺には磯と砂浜があり、海の幸と海水浴を楽しむことができる。山にはミカンや山菜が実るなど、海と山に恵まれた瀬崎が気に入っているが、舞鶴の町自体は面白いとは思っていなかった。  機械工学を学ぶ高専を卒業後は舞鶴を出て就職を考えているが、いつか戻ってきたいと思っており、いまから舞鶴を面白いと思えるようにしたいと考えた。昨年の大震災で被災地支援を人まかせにせず、自分から動いている人に刺激を受け、自分も動こうと思った。  毎週知らない人に会う目標を立て、立命館大学の学生たちによる西地区の町歩きに参加したのを皮切りに、ワークショップなど様々な場に顔を出し多くの人に出会って、「まちを変えよう、面白くしよう」との想いに触れた。  その想いをつなげるプロジェクトとして、フリーペーペーを創刊。町屋再生を考える1級建築士の大滝雄介さん、自走船を市民たちと作り航海を計画するまいづるRBの森真理子さん、舞鶴に移住して音楽活動をする田中亮太郎さんらの活動を掲載した。  西野さんは「舞鶴を楽しいと感じている人に出会って気持ちを動かされました。情報誌を通じて新たなつながりが生まれたらうれしい」と話す。卒業までに6号の発行を計画する。1号は1000部作り、浜のマイコムや喫茶店「ボン」、市民新聞社などで無料配布している。
問い合わせは西野さんのメール(maizuruemo@gmail.com)へ。

写真=第1号を手にする西野さん

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