放射能避ける夏休み 子供たちのキャンプ支援 丹後ちりめんチャリティー即売会 西方寺の今井さんが上野家で販売し寄付 7月29日まで【舞鶴】
投稿日時:2011年07月22日(金)
福島第一原発事故による放射能汚染の高い地域に暮らす子供たちに、夏休み期間中、京都市内で過ごしてもらうキャンプを支援しようと、舞鶴市西方寺の今井善之さん(43)が、近くの大庄屋上野家で丹後ちりめんのチャリティー即売会を開いている。反物や古布のはぎれなどを格安で販売し、収益金をキャンプ実行委員会に寄付する。 原発事故で放射性物質が放出された地域に居住する子供たちに、一時的に放射能を避けるため、京都市内の精華大学生たちのゴー!ゴー!ワクワクキャンプ実行委員会が、5月に大学施設で子供たちを招きキャンプを実施した。 チェルノブイリの原発事故で高レベル汚染地域の子供たちの健康を回復させるため、遠く離れた地で1~3カ月の保養が有効だったことから、夏休み期間中に福島県や宮城県などの1~15歳の25人を受け入れ、大学構内や南丹市などで過ごしてもらう。被災地では被曝の急性障害が出る子供がいたり、外での遊びが制限されている。 2年前に西方寺に移ってきた今井さんは、野田川町で呉服店を営んでいた。そのときの商品の反物を販売し、キャンプの運営費に役立てることにした。反物の価格は約8割引きの3,000円台などに設定した。販売会は7月29日まで。 上野家では同23日午前10時半~午後3時、万願寺祭を開催する。万願寺甘とうを使った料理のスタンプラリー、直売、紙芝居など。
【問い合わせ】電話83・1300、上野家
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