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支援学校卒業生ら3人 「もくもくビレッジ」で就労【舞鶴】

支援学校卒業生ら3人 「もくもくビレッジ」で就労【舞鶴】

投稿日時:2015年04月03日(金)

第2期生の入所を祝い、式辞を述べる長水所長

 心身の発達に遅れを持つ子供たちの家族でつくるグループ「もくよう会」(中野和子代表)が運営する、生活介護と就労支援の施設「もくもくvillage(ビレッジ)」(長水孝治郎所長)=上福井=で3月29日、2015年度の入所式があり、3人が新たなスタートを切った。同事業所は、子供たちの学校卒業後の社会での居場所を作ろうと13年6月に開設。第2期生として、堀の舞鶴支援学校高等部を卒業した2人と、下安久の就労移行支援事業所「ウェルポート虹」から1人が入所した。お菓子や手芸品を手作りして販売したり、弁当配達などの仕事に取り組んでいく。リハビリなどの生活介護を受ける入所者を合わせ、利用者は15人となった。式典には保護者や関係者ら約30人が出席。長水所長が「家族のように密にふれあい、気持ち、心を共有し、無理をすることなく自然に通える場所として今後も取り組んでいきたい」と式辞を述べた。1人ずつあいさつをした入所生は温かい歓迎を受け、在所生代表から「今年は新しい仲間が増えてうれしいです。一緒に頑張りましょう」とエールが送られた。

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