慣れない左腕で創作 岩佐さん 陶、書、絵展示 身障者福祉センター・サロンで【舞鶴】
投稿日時:2014年06月17日(火)
森の岩佐松三郎さん(75)の個展が、余部下の市身体障害者福祉センター・サロンで開かれている。不自由な利き腕に代わって左腕で作った陶器や書、絵画を展示している。6月25日まで。
西陣の帯をつくる仕事に従事していた。2003年に脳梗塞になり、右半身麻痺と言葉が不自由になった。言語障害者のグループ「この指とまれ」に入会し、仲間たちと交流するうちに作品づくりに取り組むように。
同センターの陶芸や書、絵画教室などに通ってきた。根気強く左腕で製作に打ち込んだ。初めての個展には落款、カップ、夕暮れの風景の油絵、「ありのまま生きる」としたためた書などを出品した。
岩佐さんは「センターに来るのが楽しみ。作品展は気恥ずかしいですが、たくさんの人に見ていただければ」と話している。午前10時~午後4時。入場無料。
【問い合わせ】電話63・3008、同センター
写真=作品と岩佐さん
-
-
2022年10月07日
小浜線開業100周年
100人超えで大掃除・ 老若男女が汗流す
-
-
2022年09月30日
倉谷の大泉寺
お地蔵さま“水浴び”
年に一度のリフレッシュ
-
-
2022年09月09日
秋到来 黄金のひと時
南野陽子さんら舞鶴の里山を満喫
室牛地区の水田で
市民ら稲刈り作業で親睦深める