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愛宕新町内会婦人部「なでしこの会」 趣向を凝らし1年がかり、季節の風物手芸で発表【舞鶴】

愛宕新町内会婦人部「なでしこの会」 趣向を凝らし1年がかり、季節の風物手芸で発表【舞鶴】

投稿日時:2009年01月20日(火)

楽しみながら完成させた花やタヌキ、荒巻シャケなどの作品

 愛宕新町内会婦人部の手芸サークル「なでしこの会」(古川とみ枝会長)の19人が、1年がかりで手芸作品の制作に取り組み、1月17日、愛宕浜町の府営団地集会所でその成果を地域の人たちに披露した。朝顔やお雛さま、荒巻シャケなど季節に合わせた風物をテーマに、楽しみながら趣向を凝らして仕上げた。  愛宕下町と浜町の女性たちが趣味の場を持とうと、1昨年に同会を結成した。古川さんの指導を受けながら毎月1回、同集会所に集まって活動する。昨年は1年がかりで作った華やかな吊るし飾りを展示した。参加者たちはおしゃべりを楽しみながら活き活きと手を動かす。  前回とは異なる作品を発表しようと、季節に合わせた題材を選んだ。春はお雛さま、夏は朝顔やほおづき、秋はタヌキや山ブドウ、冬はポインセチアや椿、干支の牛など。お雛さまは牡蠣の貝殻に載せたり、実を取り除いた繊維だけが残るホオズキの中にリボンや花などの作品を入れたり、古い着物などを材料にした長さ60センチの荒巻シャケなどが会場を賑やかに飾っている。  愛宕下町の石橋ヨシ枝さん(81)は「山ブドウの実を作るのが難しかったですが、作品ができてとてもうれしい。次はカバンづくりに挑戦します」と話していた。女性たちはさっそく来年の作品づくりに取りかかっている。

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