志楽小PTA 運動会で 陸前高田の児童支援を クリアファイルの販売・メッセージ募る 収益金高井さんら通じて高田小へ【舞鶴】
投稿日時:2013年09月20日(金)
東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の高田小学校を支援しようと、舞鶴市立志楽小学校PTA(伊藤清弘会長)は、9月17日に開かれた同校の運動会で、陸前高田の一本松のクリアファイルの販売や応援メッセージの募集に取り組んだ。保護者や児童たちが書き込んだメッセージと収益金は、10月11日に陸前高田を訪れる市民たちに託す。
高田小は校舎1階が浸水、体育館などが損壊する被害を受けた。児童と教職員は学校裏の高台などに逃げ無事だったが、迎えにきた保護者7人が津波の犠牲となった。しばらくグラウンドに置かれていたがれきも撤去され、復旧した学校に児童たちは通っている。いまも全国から募金や本などが贈られている。
志楽小4年生たちは、陸前高田の被災者と震災遺児の支援を続ける成生の陶芸家の高井晴美さんから話を聞き、高田小4年生に贈ろうとマグカップづくりをした。来月に再び支援に訪れる高井さんと市民がそのカップを預かり高田小に届ける。
志楽小PTAでも支援の輪を広げようと、陸前高田で作られたクリアファイルを販売。運動会の本部テントにコーナーを設け協力を呼びかけた。児童たちも次々と「復興を祈っています」「元気を出して」などのメッセージを紙に書き、模造紙に貼り付けた。また、4年生が作ったカップも展示された。
2011年6月に福島県いわき市で、がれき撤去のボランティア活動をした伊藤会長は「PTAでも震災を風化させず少しでも被災地のお役に立てれば、と取り組みました。収益金は高田小の備品購入に活用していただければ」と話していた。
写真=応援メッセージを書く児童たち
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