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必要な支援息長く ~三角クッションで体を休めて~ よしださんと教室生、4月から被災者へ送り続ける 7月に大船渡市を訪問、直接手渡す【舞鶴】

必要な支援息長く ~三角クッションで体を休めて~ よしださんと教室生、4月から被災者へ送り続ける 7月に大船渡市を訪問、直接手渡す【舞鶴】

投稿日時:2011年08月05日(金)

 洋裁教室を主宰するよしだ敦子さん(59)=七条中町=と教室生たちが、東日本大震災の被災地となった岩手県大船渡市の被災者たちに、手作りの三角クッションを4月から送る活動を続け、7月までに200個を作った。よしださんは活動に協力している同市の女性の案内で避難所や仮設住宅を訪れ、被災者たちにクッションなどを直接届け、必要とされる支援を息長く続ける大切さを実感した。収益金を被災地の支援活動に役立てようと、市民たちでつくる舞鶴支援会が4月に主催したフリーマーケットで、よしださんの洋裁教室は持ち運びしやすい大きさの三角クッションを手作りして販売した。また、NPO法人難民を助ける会の依頼でトートバックも製作し被災地に送った。硬い床の避難所で体をゆっくり休めてもらうために三角クッションを使ってもらおうと、知人の紹介で知り合った大船渡市の志田克子さんの協力を得て、被災者に届ける活動を4月から開始。布地などの材料費や郵送費などはよしださんが負担し、教室生と知人らが月に二度集まり、縫製や裁断などの作業を分担して毎月50個を目標に仕上げている。7月25日に同市を訪問。約40人が避難生活を送る文化会館や蛸浦小学校グラウンドに建つ仮設住宅で、三角クッションと教室生の書家が手描きしたうちわなどを手渡した。6月にクッションをもらってよしださんにお礼の手紙を書いた女性とも会うことができた。クッションを使って休むと体の調子がよくなり、クッションのポケットに貴重品を入れて枕にして寝ているという声も聞けた。よしださんは「必要とされるものを送りたかったので、活用してもらえていることを知って、今後も舞鶴のみんなと力を合わせて続けていこうという気持ちが湧いてきました」と話している。大船渡市も大津波の傷跡が今も刻まれている。道路を隔てた高台は無事でも低地の平野部は建物が呑み込まれ、片付けられた車やがれきが山積みになり、復興はまだ先のように感じた。そんな中でも「皆さんの笑顔が印象に残った」と逆に元気づけられたという。三角クッションづくりの作業を手伝ってくれる人を募っている。8月は23日、9月は4日と27日に行う。

【問い合わせ】電話64・4424、よしださん

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