平成最後、王者復活に挑む~実業団ルーキー川端選手
投稿日時:2018年12月25日(火)
舞鶴出身の川端千都(かわばた・かずと)選手(23)=コニカミノルタ所属=が、「駅伝日本一」を決める「ニューイヤー駅伝2019(第63回全日本実業団駅伝)」に初出場、年明けの元日午前8時半に出走を迎える。学生長距離界最大の駅伝競走「箱根駅伝」では1年生ながら花の2区でデビュー、4年間を通して名門・東海大の主力として活躍した川端選手は、同大卒業後の今春から、強豪として知られるコニカミノルタの実業団チームに入団。競技成績が仕事の実績として反映される社会人という舞台に立った川端選手は、妥協を許さず走る覚悟と競技に対する高い意識をもって、実績を積み上げている。これまで以上に自分の身体に向き合うようになるなか、昨年11月3日には、ニューイヤー駅伝の予選会でもある「第59回東日本実業団対抗駅伝競走大会」で実業団駅伝デビュー。5区を走り、2位との差を6秒縮め3位を守る好調な滑り出しを見せた。
【新たなステージへの決意】
国内最高峰のニューイヤー駅伝において、コニカミノルタは歴代2位、過去8度の優勝を成し遂げている。しかし、ここ2年は5位(2017年)、7位(2018年)と優勝争いに加われず低迷が続く。川端選手は「まずはルーキーとして全力で挑みたい。コースを下見して走るイメージをかため万全の準備をします。12月の合宿で、スタミナに特化し、自身の課題克服に向けた練習をやりきりました。心身ともに状態が上がってきていると実感しています。この成果を駅伝で発揮できるよう頑張ります。目標はチームとして3位以内。個人としては区間5位以内を目指します。」と意気込みを語った。また、声援を送る当市の市民に対して「その想いが今こうして走り続けられる力になっています。マラソンで日本新記録が更新され、陸上競技に対する関心も高まっています。さらに活躍し日本を代表する選手として、東京五輪はもちろん、その先のオリンピックも見据えて挑戦し続けます」と力を込めた。
平成から次の時代へかわろうとする新しい年の始め、輝きを増すルーキーに熱い期待が寄せられている。
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