常連の作家仲間が集う サンムーンで作品展 胡麻のドイツカフェに【舞鶴】
投稿日時:2012年08月31日(金)
南丹市のドイツカフェ「みとき屋」に集まる作家たちの作品展が、舞鶴市浜のギャラリー・サンムーンで開かれている。陶器や絵画などの作品のほか、カフェを営む井尻有香さんの夫で近松門左衛門の研究者、シャウベッカー・デトレフさんの翻訳本も並ぶ。9月2日は声楽家の井尻さんのコンサートがある。 東京芸術大学卒業後、ドイツで音楽活動もした井尻さんが田園の広がる日吉町胡麻に2009年カフェを開店、ドイツ菓子や料理を提供する。店内には関西大学名誉教授のデトレフさんの多くの蔵書が並び読書を楽しんだり、ライブ演奏が開かれたり、ギャラリースペースもある。 そんな空間に魅かれて知り合い、店の庭であるクラフト市にも出店する地元や京都市の作家仲間7人が、手作りの服やフェルトの人形、毛糸、染織、コラージュの絵画などを出品。デトレフさんがドイツ語に訳した近松の「心中天の網島」など、美術品のような装丁の著作も並ぶ。 同店の常連で陶芸家の鈴木勇子さんは「私が拠り所にしているみとき屋さんに集まる仲間たちを、ぜひ舞鶴の皆さんの文化拠点であるサンムーンで紹介したいと思いました」と開催の想いを伝える。展示は9月9日まで。 2日のコンサートは午後2時から。ドイツ菓子とハーブティーが付いて前売り1,500円。
【問い合わせ】電話63・4858、サンムーン
写真=陶芸や染織などが並んだ会場
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