市社協が全国社協会長表彰を受賞 「災害に強いまちづくり」で評価【舞鶴】
投稿日時:2007年11月09日(金)
舞鶴市社会福祉協議会(小林舜治会長)が、2004年の台風23号で被害を受けた地域での災害ボランティアセンターなどに取り組んだ活動に対し、11月2日に東京都内で開かれた全国社会福祉大会で、全国社会福祉協議会会長表彰(社会福祉協議会優良活動)を受賞した。台風を教訓にした「災害に強いまちづくり」の一連の活動が評価を受けた。 04年10月20~同21日の台風23号で被害を受けた被災地を支援しようと、同協議会は舞鶴青年会議所と同23日に災害ボランティアセンターを設置、ボランティアの受け入れと被災地からの要望を調整し人員を派遣した。活動終了の11月3日までに、3310人のボランティアが泥やごみの撤去などに力を尽くした。 翌年にこれらの活動を広報紙で紹介したり、課題を考えるシンポジウムを開催。また、災害時の効果的なボランティア活動をするため、調整役の人材を育成する福祉救援ボランティアコーディネーター講座を毎年実施する。さらに、台風23号で使用したスコップなどの活動資材も災害に備え管理する。 代表で受賞した小林会長は「災害はいつ起こるかわからず、今後も身を引き締めてがんばりたい」と話す。同協議会はこれまで災害発生後の対策に力を入れてきたが、今後は防災や減災にも取り組みたいとする。
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