市民病院跡地の有効活用を 市が懇話会 委員等意見交わす 複合施設建設案や、会の権限に疑問の声【舞鶴】
投稿日時:2013年10月04日(金)

市民病院が来年春に倉谷に移転するのに伴い、跡地の利用のあり方を考える市の懇話会の第1回会合が、このほど舞鶴市浜の市商工観光センターであった。東地区の市街地にある跡地の活用をめぐり、文庫山学園を含む複合施設建設などの案や、新たな箱モノをつくることへの反対、会の権限への疑問なども出て、活発に意見が交わされた。会議は公開で開かれ、傍聴した市民たちも考えを述べた。
市民病院が療養病床に特化して舞鶴赤十字病院隣に移転するため、現地で工事が進められている。市民病院と駐車場を合わせた跡地は約1・2ヘクタールにもなり、その活用を検討するため、市が懇話会を設置。学識経験者、老人会、自治会、舞鶴商工会議所などの関係者、市民公募の計9人に委員を委嘱した。公開で4回程度の会議を開き、まとめられた提言を参考に具体的な利用法を検討する。
初回の会合では座長に京都大学の宗本順三名誉教授を選出。続いて市側が市民病院の跡地活用に対して、まちなかの賑わいなど将来の市にとり必要な機能の整備を検討▽老朽化した施設の統廃合や機能の集約化に要する用地として検討▽市民病院の既存施設は改修費用などを考えながら利用可能な施設は活用する、など4点の考え方を柱に方針の検討をしたいと説明した。
事前に市が病院周辺の浮島地区の住民から聞き取った意見では、多世代が交流できる施設を▽公園やグラウンドに▽健康増進につながる施設をなどが寄せられたことが報告された。
複数の委員たちは老朽化する老人福祉施設の文庫山学園を跡地に移転し、学園跡地は赤れんが関連の施設に活用を▽観光ルートの1つとしてにぎわいの場に活用などの意見が出た。2人の公募委員は厳しい市財政から市民負担を増えることを考え、箱ものの建設に反対を述べた。
さらに公募委員や会場から「懇話会にはどこまで権限があり、意見が反映されるのか」「聴いただけで済まされるのでは」など疑問が出された。市側は「懇話会の考えを最大限尊重して検討を進めたいが、財政的、技術的に実現できないこともある」と説明した。
市は18歳以上の市民を対象に無作為で1500~2000人を選んでアンケートを実施する。次回は10月~11月に開き、アンケート内容を検討する予定。
写真=出席した委員と市の担当者

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