市民病院が4科の外来診療を再開 明石回生病院などの支援受け常勤医3人着任【舞鶴】
投稿日時:2006年10月17日(火)
診療体制を大幅に縮小していた溝尻の市立舞鶴市民病院は、明石市の医療法人社団愛明会明石回生病院(西垣秀尊理事長)などの支援を受け、常勤医3人を確保し一般内科と外科、整形外科、脳神経外科の4科の外来診療を10月16日から再開した。また、療養病棟(23床)の入院の申し込み受け付けを始めた。 市は1月に市民病院の自主再建を断念し、4月から民間に委託して療養型医療を中心とした病院に変更すると発表。その後、委託先として交渉していた京都市の恵心会京都武田病院が4月からの実施は困難として、市も委託を当面延期としつつ、4月以降は療養型に移行を図る期間とし、外来診療を休止、救急機能をなくした。 外来の一部再開を目指し退職した医師らに替え、7月には舞鶴医師会の協力で、堀澤医院理事長の堀澤眞澄医師が院長代行に就任、自衛隊舞鶴病院などの医官8人を7月~9月、平日の夜間などに派遣を受けるなどしてきた。また、武田病院との交渉を続ける中で、明石回生病院の支援を受けることが決まり、常勤医2人が派遣された。これで常勤医は堀澤院長代行と京都大学からの1人を含め4人、非常勤医は京都大学からの7人を含む11人となり、外来の診療科目8科になった。 療養病棟は病気の再発防止や安定した状態を維持するため長期リハビリなどを行う。現在は2人が入院している。市民病院では「今後も医師の派遣について関係機関に打診し、全面委託に向けて明石回生病院と話し合いたい」としている。
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