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市民から寄贈された歴史資料など一堂に 3月11日~4月10日、市郷土資料館 【舞鶴】

市民から寄贈された歴史資料など一堂に 3月11日~4月10日、市郷土資料館 【舞鶴】

投稿日時:2005年03月08日(火)

明治の頃と思われる相生橋を撮影した絵はがき

 市民から寄贈された歴史資料などを一堂に公開する寄贈品展が、3月11日から舞鶴市北田辺の市郷土資料館で開かれる。江戸時代初期の絵師・狩野永納による花鳥図屏風をはじめ、丹後国絵図や大正2年の博覧会を記念した絵はがき、戦時中の豆債券など当時の暮らしを知る資料約90点が並べられる。4月10日まで。平成16年度に市教委に寄贈されたもののほか、これまで寄せられたものの中で未公開の品を集めて出品する。絵図や藩札、武家文書、レコードなど約10のコーナーを設ける。余部下の布川和子さんが市に寄贈、昨年展示された狩野永納筆の屏風や書画なども再び紹介する。  江戸時代に作成された絵図は、田辺藩が幕府に提出した丹後国絵図の写しのほか、山崩れを起こした真倉村の絵図、天台寺の絵図などがある。藩札は田辺藩が発行した1700~1800年代のもの。大正2年に開催された舞鶴築港記念全国博覧会の2種類の絵はがきセット、同13年に舞鶴中学校の本館が完成したのを記念に発行された絵はがき、明治のころのまちの様子を知ることができる写真などもある。戦時中に関する資料も寄せられた。食料難のころに舞鶴海軍工廠弁当部が作成した食用とそうでない野草などの植物を図説した資料、日本勧業銀行が発行した豆債券と呼ばれた報国債券などを並べる。時間は午前9時~午後5時。月曜、3月22日・23日は休館。入場無料。
【問い合わせ】電話75・8836、同館。

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