市内企業がカードゲーム開発 防災意識の高揚目指す
投稿日時:2019年08月02日(金)
喜多の株式会社DIY STYLE(森本隆代表取締役)が、遊びを通して防災意識を習得できる『防災カードゲーム 大災害』を開発した。防災士の資格を持ち、これまで様々な防災活動に関わってきた経験を通して、森本さんは「防災活動は(楽しく・簡単に)あるべき」と呼びかけている。災害から身を守る情報が集約された「ハザードマップ」では、地図が平面であるためにイメージしづらいという難点がある。それを踏まえて森本さんは、立体的な地図情報である「グーグルストリートビュー」を用いて避難行動を疑似体験する方法を考案。今回はその方法をさらに発展させるためボードゲームに着目し、遊戯性と競技性を追求したゲームを目指した。同ゲームでは身近な街などを舞台に設定し、避難活動を卓上に再現する。プレーヤーはパソコン画面に表示されたストリートビューで7実際の街並みを確認しながら、カードに描かれた災害に対処していく。森本さんは、「ゲームを楽しんでいただく中で、災害に対する基礎知識や、身を守るために周囲を見通す力がつくようデザインされている」と力説する。地道な継続が重要な防災活動だが、活動資金の確保が難しく十分な啓発や技能習得が出来ないという現状が否めないという。「このゲームを、現状打破のきっかけにしたい」と森本さん。現在は、同ゲームの幅広い周知を目指して、京都北都信用金庫が仲介するクラウドファンディングサイト「キャンプファイア」で支援を呼びかけている。プロジェクト支援は現在受付中。8月8日24時終了。
[支援先URL]
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