嵯峨根さん(真倉)の手漉き紙並ぶ 3月末まで城南会館でミニミニ特別展 【舞鶴】
投稿日時:2006年02月17日(金)
舞鶴市女布の城南会館で第2回ミニミニ特別展が開かれている。今回は真倉の嵯峨根一正さんが雁皮や藤づる、竹の子の皮など様々な原料で漉いた紙を展示している。3月末まで。紙漉きの産地として知られる綾部市黒谷に接する真倉でも、昭和20年代まで紙漉きが行われてきた。ここ数年近くで紙漉きをする人に刺激を受け、嵯峨根さんも趣味で紙漉きを始めた。中筋小学校や地元の婦人会で指導もした。3大原料とされる楮などをはじめ、稲藁や葦、牛乳パックなどでも試しており、16種類の原料とそれからできたハガキ大の紙を展示した。紙が出来上がるまでの工程の解説資料や、自分で工夫したすき具なども並べている。嵯峨根さんは「大人にも楽しんでもらえる教室ができれば」と話していた。
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