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岡田下小で「ふれあい秋祭り」 「災害いらん 元気を出せい」【舞鶴】

岡田下小で「ふれあい秋祭り」 「災害いらん 元気を出せい」【舞鶴】

投稿日時:2004年11月05日(金)

掛け声出して手作り神輿を担ぐ児童たち

 舞鶴市久田美の岡田下小学校(木下きく枝校長、児童73人)で11月2日、児童会(真下大平会長)主催のふれあい秋祭りが開かれた。台風23号で大きな被害の出た地域から通っている児童たちは「災害いらん 元気を出せい」と掛け声を出して手作り神輿を担いだり、各教室で工夫を凝らしたお店を作って、来校した地元の人らと交流した。学校の授業を公開するオープンスクールウイーク(11月1日~同7日)の一環として、児童会が台風前から準備を進めてきた。全児童の内、床上浸水など約30人が台風で被災し、10月20日から同25日まで休校措置を取り、一時は秋祭りの中止も検討していた。この日、会長の真下君が「楽しい思い出を作って下さい」とあいさつ。続いて、2年生を中心に神輿を担いで体育館を1周し、久田美など各地区の太鼓演奏を披露した。その後、各学年で協力した的当てなどのお店を開き、児童や地元の人らが巡ってゲームなどを楽しんだ。4年生の山崎明奈さん=志高=は「お店を楽しみにしていたのでできてよかったです」と、来店者にリコーダーの演奏をプレゼントした。木下校長は「児童たちが楽しみにしていたので実施しました。延期したマラソン大会もできるようにしたい」と話していた。

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